概論・喜多郁代の性格について
お疲れ様です。2022年にブログを更新しなかった星見秋です。
ふせったーでちょっと自分の喜多郁代という女に対する私見をまとめてたんですが、思ったよりも論理性があったので、せっかくだからこっちにも載せてしまいます。
見づらい所もあるかと思いますがご容赦ください。
要点はこんな感じです。
・ 喜多郁代は別に性格のいい女ではない
・ 喜多郁代の要点は行動力
・ 後藤ひとりと喜多郁代の人物像は対比関係にある
以下内容です。(ふせったーの内容コピペ)
・喜多郁代の性格について
根本的に、喜多郁代という女の性格は大して良くないと考えられる。
なぜなら、本当に性格がいい女は山田リョウの顔面に一目惚れして楽器を購入し、経歴や技能を偽ってまで山田リョウと同じバンドに所属し、その挙げ句にライブをばっくれるようなことはしないと考えられるからだ。
その後いくら反省の意を示したところで、しでかしたことは覆らない。同様に、いくら性格の良さそうなムーブメントをしてみせたところで、でもこいつライブばっくれたんだよな……という印象を打ち消すには物足りない。
ぼっちが捨てた文化祭の応募用紙を勝手にゴミ箱から拾い上げて提出したこともそうなのだが、性格が良いということはできない。
思うに、喜多郁代という人物の肝は、自分のやりたいことを実現するために行動を起こすということではないだろうか。
例えば原作では高校生らしい思い出を作りたいという理由で駄々っ子みたいに地面をのたうち回る奇行を起こし、結束バンドのメンバーで下北沢の街ブラを行った。
同様に、夏合宿の際には就寝しようとしているメンバーに対して、寝室の照明のスイッチを連打することによって無理やり叩き起こし、肝試しや徹夜配信に付き合わせていた。
こんなことは、本当に性格が良い人間であるならば絶対に行わないと言うことができるだろう。
他人への配慮があまりにも喜多郁代の頭から抜け落ちている。
おそらく、喜多郁代は自分のやりたいことを臆面もなく提案し、かつそれを押し通せる人間として描いているのだろう。なればこそ、ぼっちが捨てたステージ申請書をゴミ箱から拾い上げて提出するという所業ができるのだ。
(余談だが、原作にはしばしばぼっちが人の頼みを断れない意志薄弱人間であることを利用して、「ひとりちゃんもそう思うわよね?」「あっはい……」といった形で自分の意見を押し通そうとする場面が見られる。
これは、後藤ひとりと喜多郁代が自分の意見を表出できるか否かという観点において、対比関係にあるものとして描写しているためと思われる。
何にしても、性格の良い人間が行うにしてはしたたかすぎる所業であることは否めない)
ところで、原作およびアニメ最終話では、喜多郁代が
「私、みんなと合わせるのが得意みたい」
というようなことを言っていたが、正直なところ、この発言は信頼できない。
何せこの発言は自己認識であるに過ぎず、俗に言う”信頼できない語り手”に近しい違和感が生じてしまう。
本当に他人と合わせることが得意な人間は、寝室の照明のスイッチを連打して人を叩き起こしたりしないし、バズることしか考えていないような食材でバーベキューを行おうとはしないし、虹夏に「SNS中毒」と揶揄されるほどイソスタにはのめり込まないはずである。
他人と合わせるのが得意で、だからこそ自分の平凡さに悩んでいた少女というのが喜多郁代本人の弁ではあるが、先に上げた奇行を繰り返す彼女はどう考えても平凡とは呼べない。奇特としか言いようがなく、そのため陽キャと呼べるかも怪しい。
喜多郁代は、陽キャの皮を被った、陽キャでもなんでもない奇人と捉えるのが、原作を読む限りでは自然なように思われる。
そういう点では、後藤ひとりが陰キャの皮を被った、陰キャでもなんでもない単なる奇人であることと一致している。
そもそも、喜多郁代を陽キャに分類していたのは後藤ひとりであるため、後藤ひとりの歪みきったバイアスによって強引に喜多郁代が陽キャ判定を受けているに過ぎないとも思われるが。
後藤ひとりと喜多郁代は、確かに対比的なキャラクター付けがなされている。しかし、台詞で語られていることと本編での描写があまりにもかけ離れているため、本編で語られるような、陰キャ / 陽キャの関係とは程遠い実態となってしまっている。
実際のところの対比関係は、あくまでも自分の意見を表出できるほどの意思の強固さと、それに付随する周囲への忖度感情の比重というところにあるのではないか。
それは、つまり、自分なんかが言っても大丈夫かな、と杞憂する後藤ひとりと、ひとりちゃんも喜んでくれるわよね! と(陽キャの価値観で)いらんことする喜多郁代ということである。
喜多郁代は、喜多郁代の価値観で行動している。そこには後藤ひとりのような陰の者の価値観は存在しない。故にこそ、後藤ひとりの青春コンプレックスをいとも容易く刺激する。
実のところ、喜多郁代が周りに合わせたことなどないのではないだろうか。後藤ひとりの陰の価値観を慮る伊地知虹夏を見ていると、余計にそのような疑念が湧いてくる。
喜多郁代は、陽キャという皮を被った、別のナニカである。彼女は聖人ではないし、周りに合わせることも得意ではない。
彼女が得意なのは自分の意見を押し通すことだ。それは、他人の感情や価値観に鈍感だということでもある。
後藤ひとりが意外にも周囲の人をよく見ていると評されている以上、対比関係にある喜多郁代は周囲を全然見ていないということでもあるのだろう。
……本当に。なんでこんな奴がまるでいい女であるかのように扱われてるんだ?
以上です。
お読みいただきありがとうございました。
『86―エイティシックス―』を読んだので書いたあっさい感想記事
まんがタイムきららじゃなくね???????????
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
うるせ~~~~~~~!!!!!! 知らね~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!
というわけで電撃文庫『86―エイティシックス―』を読んだのであっせえ感想記事を書いていきます。アニメも続編も何も見てないし第一巻しか読んでないので本当に浅瀬の中の浅瀬です。
つーか『86―エイティシックス―』を読んでくれと脅してきたフォロワーに向けて書いてるようなエントリなので本当に目を瞑ってほしい。感想と言うよりかは読んだことを伝えるための報告が目的なので……。
※ネタバレ注意!
http://www.amazon.co.jp/dp/4048926667
感想
ぶっちゃけ書くことね~~~~~~~!!!!!!
物語として面白い。閉塞した雰囲気、状況と、それに伴う人間関係を描くのがクソ上手いなってのが印象。滅亡した「共和国」から脱出して自由を手に入れるってのがこの物語なんだろうか。
抑圧されているエイティシックス側が実は世界の真相を知っている誇り高い存在で、白人種側が塞ぎ込んで現実を見ようとしない愚かな存在として描かれているということだろうか。兄とシンの戦闘においても、「前に進む」ということが両者の雌雄を決する理由となったことを考えると、そういう語りの恣意が働いているのかもしれない。
物語内容から論じるのであれば、これは未来に向かって進んでいく姿勢をこそ評価する物語であり、だからこそエイティシックスを尊いもののように描き、白人種を卑しいもののように描いている。
未来に向かって進むことを、『86―エイティシックス―』は「自由」という言葉で形象している。白人種の支配から解放されて、連邦軍の一員になった彼らは紛れもなく自由を得た。同時に、彼らと関わったことで絶望を知らず理想ばかりを掲げる「処女のような」女だったレーナは、絶望を知り、「自由」を得るために「鮮血女王」となる。即ち、号持ちとなる。
ここにおいて、レーナは物語が始まったときのシンらと同じ位置に立った。「思ってたのとだいぶ違うんだが」と最終章でレーナが評されたが、それも当然である。物語が進行しきった段階のレーナは当初と異なるキャラクターになっているからだ。異なる人間になったわけではない。異なるキャラクターになったのである。
号持ちとなった彼女は「共和国」から「連邦」へと派遣されてくるが、あくまでもそれは共和国の大使という形で、である。
つまるところ、「共和国」が滅亡してもレーナは「共和国」に囚われていたということだろう。レーナは「自由」になったわけではない。未だに「共和国」の人間である。
そして、それは虐げる側であった共和国側の白人種であったが故の贖罪ということもあるのではないだろうか。白人種が有色人種を虐げていた歴史のある国家で、虐げた側に属していたことがある以上、シンたちのように共和国から脱出を図るというのは「自由」ではなく、眼前の困難から目を逸らす行為に外ならず、それはこの物語が散々批判してきた人物像に他ならない。
だからこそ、彼女は共和国からの脱出という意味で「自由」になることはできない。その点で、シンたちは常に物語上でレーナより進んだ地点に立っている。しかし、「おいていかないで」と懇願した彼女は「連邦」で再会することができた。
その点からすれば、「おいつく」ことができた物語であるように捉えられなくもない。この辺は解釈の問題であろう。物語内容の吟味という点で、この論点は(あまり使いたくない表現なのだが)解釈次第ということになるのだろう。知らんけど。
物語言説についての論はやる気ないのでパス。というかこれ感想じゃないやんけ。
オタク(一人称)、作品を論じがち。もっと語彙力少なくなるような作品の楽しみ方を行えばいいのにね。というか論じるより前に続編読めばいいのでは?????
このエントリの存在価値が半分以上失われたところで、筆を置きたいと思います。
ここまで読んでくれてありがとうございました~。
ところで、今年の春クールで放送してたアニメ版って一巻内容だけを映像化したってマジ? どんだけ引き延ばしたんだろ……
ウマ娘プリティダービー 無限因子厳選の章(5月最終週編)
みなさ~ん! 因子厳選、やってますか~~~~~~~??????????
地獄に堕ちろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
というわけでお久しぶりです。二年ぶりの更新ですね、星見秋です。
このエントリは最近流行のウマ娘の因子厳選の様子を備忘録がてらに振り返っていくというものです。生存報告も兼ねてます。今更生存報告したところで誰もこのブログのこと覚えていないかもしれませんが……。
・そもそも因子厳選とは?????
↓ これを読もう!
要するに、青☆3因子の獲得(確率3%前後)を目指して育成を回しまくるプレイングのことです。
強いウマ娘を育成するためには強因子持ちの使用が必須!
フレンドウマ娘のレンタルは一日につき三回が上限だし、使用料として貴重なマネーを払わなければならないので、自前で強因子を育てておくに越したことはない!
こうして、多くのウマ娘プレイヤーは今日も因子厳選に挑んでいくのです。。。
厳選結果
前置きはこのくらいにして、早速厳選の結果を10枚貼っていきます。
何故10枚かというと、ガチャの報告っぽくていいなと思ったからです(当たり確率3%前後の因子厳選は事実上のガチャともっぱらの評判)。
☆3因子2枚!!!!!!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いやー、びっくりした。一週間のうちに二回も☆3引けることなんてある? 無償石で回した10連ガチャでSSRを二枚引いたようなもんだよこれ。
先々週は☆3出なかったのでその分の幸運を先週使えたということなのかな。SSまで上げられなかったからまさか出るとは思わなかったけど。
まあ、何はともあれ超ラッキー! ハッピーカムカム、福来る!!!!!!!!
そうだ!!!!!!!!!!!!!!!! こんなについてるなら日本ダービーも勝てるのでは!?!?!?!?!?!?
01-05,08,09,11,13,14,15,17
— 星見秋 (@himonohsm) 2021年5月30日
シャフリヤール強くね?
— 星見秋 (@himonohsm) 2021年5月30日
【#日本ダービー 入線速報】
— netkeiba (@netkeiba) 2021年5月30日
1位入線 10シャフリヤール 4人気
2位入線 1 エフフォーリア 1人気
3位入線 11ステラヴェローチェ 9人気
福永祐一騎手騎乗シャフリヤールがV!
ディープインパクト産駒ダービー4連覇&史上最多7勝目!
勝ちタイム2分22秒5はダービーレコード!https://t.co/FHqx5Lrfka
おわり
【ご注文はうさぎですか?】3.19事変について
オタク!!!!!!! ご注文はうさぎですか? 読んでる!?!????????
みなさんこんにちは、星見秋です。
本日はごちうさ Advent Calender 2019 の先陣を切るということで、宇治松千夜と桐間紗路の二人組、通称千夜シャロについて書かせていただきます(ごちうさAdvent Calenderの概要についてはリンク先を参照してね!)。
さて、時代が平成から令和へと移り変わった2019年、ごちうさにも様々なイベントが発生しました。Sing For You、バースデイソングシリーズ、トークイベントにDJイベント……。
原作の方に目を向けてみますと、こちらはこちらで「旅行編」という、なかなかに重要なイベントが発生しています。
旅行編が何故重要なのか、詳しい説明はまたいずれさせて頂くとして、かいつまんで言うと、「登場人物の起源・未来の話をしているから」となります。
例えば、保登心愛や桐間紗路の将来の話、人間・青山翠の起源の話、チマメ隊の出会いの話など。
今まで触れられていなかった起源の話から、誰にも(もしかしたらkoi先生にも)予測できない彼女たちの具体的な将来の話まで描かれている、ご注文はうさぎですか? ファンであれば必読のシリーズ、それが旅行編なのです。
その中でも、個人的に一番衝撃をもたらした回が単行本八巻収録「ここが私の第2の家」です。
今月のきららMAX掲載「ご注文はうさぎですか?」では、
— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) 2019年3月18日
旅先でお気に入りの品々を買い込むシャロ。この後、親に会う予定があるようで…。
シャロのエピソードたっぷりでお贈りします! #gochiusa pic.twitter.com/CzcP9pBHJq
少し自分語りをさせていただくと、僕はごちうさの女女では千夜シャロが一番好きで、ssを書いたことがあるくらいなんですが、そんな僕にとってこの回は本当に衝撃的で、それまで五年ほどかけて練り上げてきた千夜シャロ観を一瞬でひっくり返されたくらいのものでした。
この話が初めて発表されたまんがタイムきららMAX2019年5月号の発売日を取って、勝手に「3.19事変」と呼んでいるくらいなのですが、ではどういうところが衝撃的だったのか?
今エントリでは、それを解説していきます。
尚、性質上本エントリには「ここが私の第2の家」のネタバレが多数含まれます。ご注意下さい。
0.それまでの千夜シャロについて
まずは、「3.19事変」 以前の千夜シャロの状況がどのようなものであったかを説明させていただきます。
「3.19事変」以前、宇治松千夜と桐間紗路の二人には両親の描写が殆ど存在しませんでした。
一応あるにはあったのですが、せいぜい「千夜がシャロの両親からシャロのことをお願いされた」程度のもので、千夜の両親に至っては本当に何も描かれていませんでした。
そのため、二人の両親が登場しない理由は「何らかの出来事が起こって、両親とは別れて生活しているからだ」と考えられていました。
今考えれば「あのごちうさでそんな不穏な過去を持つ人間なんか登場すると思っていたのか?」って感じなんですが。しかしそもそもチノは「母を亡くし、幼い段階でカフェの手伝いで大人に囲まれるうちに年相応の振る舞いのやり方を忘れてしまい、仲のよかった祖父も一年前に亡くしてしまった」というバックボーンを持っていますし、シャロはシャロで貧乏という、悪いオタクの妄想が捗るような設定がなされています。
千夜にしても、「鬼畜和菓子」なるミームが浸透するくらいには裏表のありそうな描写がなされていました。加えて千夜が甘兎庵を継ぐことが規定路線となっているような描写も度々なされており、当然のように千夜の両親にまつわる疑問符が発生することになります。
「後継うんぬんの話が出ているということは、千夜の両親は甘兎庵を継いでいるわけではないということだろうか?」
「というか、千夜の両親は何をして生活しているのだろうか??」
「そもそもの話、存在しているのだろうか???」
シャロにおいてもこれは同様で、
「どうしてシャロは貧乏なのだろうか?」
「何故シャロは一人暮らしをしているのか?」
「シャロの両親は何をしている人なのだろうか?」
「シャロの親子仲はいかほどなのだろうか?」
など、様々な疑問符が発生していました。そして、それに対する明確な回答は原作では描かれていなかったため、答えは各々で用意するしかありませんでした。所謂「解釈」というやつです。
もっとも、この場合はブラックボックスであるのをいいことに好き勝手妄想している節があったため解釈と言うには些か雑すぎるような気もしないではないですが。
ともあれ、「3.19事変」以前の千夜シャロはこのように考えられていました。
では、「3.19事変」を経てどうなったのか? というか、まず「3.19事変」でどういうことが判明したのか?
1.「3.19事変」で判明したこと
ざっくり挙げていくと、
- シャロの貧乏の一因に陶器の爆買いがあること
- シャロの父親が陶器職人であること
- シャロは両親の仕事の都合で都会に引っ越す予定だったがお嬢様学校に合格したために残ったこと
- シャロは家族の前では甘えん坊になること
- シャロ本人が貧乏なのは両親からの仕送りを全て貯金に回していることが一因であること
- シャロの両親は両親で、チノの絵画のように前衛的なセンスで陶器を製作しているために売れず貧乏であること
- 千夜の父親が和菓子職人であること
- 千夜の母が甘兎所属のバイヤーであること
- シャロが木組みの街にいるのはシャロ自身の選択による結果であること
となります。
太字および赤字は前項で紹介したさまざまな疑問符に対する原作側からの回答となっている箇所です。
そうなんです。
千夜シャロのオタクくんたちが頭を捻らせていた疑問への正答が公式によって提示されたのです。
公式からの正答によって、数多の千夜シャロオタクくんたちは「やったー! ついに解答された!!! これで頭を使わなくて済む!!!!!!」と安堵した……なんてことは起こるわけなく、むしろ阿鼻叫喚していました。
何故か。今まで悩んでいたものを悩まなくてよくなったのだから、喜ぶべきことではないのか?
それは、オタクくんたちは先ほど挙げた疑問符に対する自分なりの回答を基に解釈を練り上げているため、公式から正答を提示されたとき、もしその自分なりの回答が誤答だったら今まで練り上げてきた解釈が全否定されることになるからです。
更に言うと、提示された回答というのが、無から生えてきたと言っても何ら過言ではないかもしれない理不尽なものだったことも混乱を加速させました。
疑問とそれに対する回答を纏めると、
「後継うんぬんの話が出ているということは、千夜の両親は甘兎庵を継いでいるわけではないということだろうか?」
「というか、千夜の両親は何をして生活しているのだろうか??」
「そもそもの話、存在しているのだろうか???」
A.「千夜の父親は和菓子職人、千夜の母は甘兎所属のバイヤーとして存命している」
「どうしてシャロは貧乏なのだろうか?」
A.「主として両親からの仕送りを全て貯金に回し、生活費は自身のアルバイト代で賄っているため」
「何故シャロは一人暮らしをしているのか?」
A.「シャロは両親の仕事の都合で都会に引っ越す予定だったがお嬢様学校に合格したことにより残ったため。(また、それはシャロ曰く自身の選択によるものであるということらしい)」
「シャロの両親は何をしている人なのだろうか?」
A.「陶器職人である。チノの絵画のように前衛的なセンスで陶器を製作しているために売れず、貧乏である」
「シャロの親子仲はいかほどなのだろうか?」
A.「家族の前ではシャロが甘えん坊になる程度には仲がいい」
いや、知らんがな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
存在しているかどうかすら疑っていた状況から急に「千夜の両親は存命です。父親は和菓子職人、母親はバイヤーです」とか言われても分かるわけないじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
後、シャロは両親の仕事の都合で都会に引っ越す予定だったってなに!?!?!?????????? 初耳なんですけど!!!!!!!!!!!!!!! っていうかシャロの両親が陶器職人だったことも初耳だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!
いやまあ実はシャロの両親が陶器職人だった件については先に挙げた疑問の仲では唯一事前に予想がされていたものではあったのですが。シャロの陶器フェチ設定が生かされる機会が少なく、その説明もされていなかったため、一向に説明されない両親と結び付けて考えている方が一定数いたので。
しかしそれを差っぴくにしても、千夜の両親、そしてそれ以上にシャロは両親の仕事の都合で都会に引っ越す予定だったがお嬢様学校に合格したために残ったってなに!?!?!??
それと、シャロが木組みの街にいるのはシャロ自身の選択による結果であることってなに!?!???????????????????
だって、それってつまり、「シャロは木組みの街に残りたいからお嬢様学校を受験して合格した」ってことになりませんか???????????? いくら特待生とはいえ、知り合いもいない価値観がまるっきり異なる金持ちの空間に自ら飛び込んでいく選択をしたってことですよね? 木組みの街に残りたいがために????????
しかも当時は中学三年生。リゼともチノともココアとも会っていない時期。そんなシャロにとって、木組みの街に残るモチベーションは他ならぬ宇治松千夜の存在だったのでは?????????
ということは、桐間紗路は宇治松千夜と一緒にいたいがためにお嬢様学校に合格したってこと?????????????????
ヒ、ヒエ~~~~~~~~~~~~ッ(オタクがひっくり返る音)
……というわけで、これが「3.19事変」の全容です。
千夜シャロのオタクは一夜にして今までの解釈を全否定されたどころか、あまりにも強いイベントでぶん殴られたのです。
まさしく、事変と呼ぶにふさわしい出来事ですね。いやたまったもんじゃないが? よくもやってくれたなkoi先生。こんなことしていいと思ってんの? ありがとうございます!
まとめ
いかがでしたか????????????????????????????
「3.19事変」の全容がよく分かりましたね! これであなたも2019年千夜シャロ界隈に走った衝撃がよく理解できたと思います!!!!!!!!!!!!!!!!(ヤケクソ)
実のところこの後「「3.19事変」を経た後の千夜シャロ界隈の現状」みたいなことを書こうとしたんですが、僕自身「3.19事変」のショックが抜け切っていなかったため、書くことができませんでした。
五年練り上げてきた解釈が全否定されたショック、思っていたよりもめちゃめちゃでかかったんですよ。女々しくて恥ずかしい限りですが……。
というわけで、次に当ブログで千夜シャロを取り上げることがあったら、このショックが抜け切ったときかもしれません。違うかもしれません。
まあ真偽はいずれ更新したときにでも確かめて下されば! というわけで今回の記事は以上となります。またいつか~~~
【ガルパ】オタク!!!!!!!! リゼロコラボの意味を教えてくれ!!!!!
お久しぶりです。星見秋です。
いよいよ今日(11/20)からガルパちゃんとリゼロくんのコラボイベントが始まりますね!!!!!!!!!!!!!!!!!
いや~、ついにって感じですね。このコラボイベの告知がなされたハロハピ放送局は忙しくてリアタイで見れなかったんですが、放送終了後にツイッター開いておったまげました。
「えっっっっっ!?!?!?!?!????? ガルパがリゼロとコラボすんの!!!!!!!!!????????!?!????」
というのも僕は多感な高校生という時期にリゼロのアニメの放送が直撃した所謂「リゼロ世代」なので、リゼロというのがいかに支持を得ているかを身を以て体感しているのです。
僕の高校の図書館はライトノベルをあまり取り揃えていない、オタクにとっては不毛の地のような場所だったのですが、唯一用意されていたのが「ソードアート・オンライン」「アクセル・ワールド」「絶対ナル孤独者」「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」そして「Re:ゼロから始める異世界生活」でした。
もう「人権」って感じのタイトルですよね。SAOとか俺ガイル(はまち)とか、一時期全人類見てるのか? と錯覚しそうなくらいオタク世界に浸透してましたし、AWや絶対ナル孤独者もめちゃめちゃスポットライト当てられてました。川原礫氏が書いたライトノベルってだけで脚光浴びてるところがあったんですよ。もちろん、スポットライトが当てられるに値する面白さがあるってのは前提の上で、ですが。
俺ガイルはつい最近最終巻が出ましたけど、「最終巻」って字面に思うところあったのかみんなお気持ちツイートしてトレンド乗ってましたね。さながら、普段は別のコンテンツのオタクやってるのに東方の新作が出るときだけアゲアゲのテンションハイで東方のオタトーーク! を始めるオタクくんみたいな感じで。まあ僕のことなんですけど
話が逸れました。ともあれそのような「人権」の中にリゼロの単行本というのがあったので、僕はリゼロもそういう認識を持っていました。もっともこれは僕のいたコミュニティでたまたま人権だっただけで、世間的に見ればそうでもないのかもしれませんが、それでもリゼロを読んだ・見た経験があるって人は相当数いるのではないかなとツイッターとか見てても思います。
にも関わらず、僕はリゼロというコンテンツのことを知りません。アニメも小説も、ほとんど触れてないです。
具体的に主人公がどういう目的を持って、どういうストーリーが進行していくかとか、何も分かりません。一部キャラの名前とビジュアルは知っているのですが(赤髪・青髪の片目隠れのメイドの子とか、銀髪? の女の子とか)、そんなものです。マジで知識がない。なんでって言ったら、アニメの第一話が一時間スペシャルで、録画したはいいものの「テレビの前に一時間弱も居続けなきゃいかんのか~」と敬遠してたら時間が過ぎ去っていた僕の怠慢のせいなんですけど……。
そんなわけで僕は人権を取得し損ね、(オタクの)社会から常識知らずとして爪弾きにされ、孤独な学生生活を歩むこととなっていったわけですが、そんな因縁のある(?)リゼロが僕の大好きな「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」とコラボするというではないか。
「えっっ! びっくり!!!」っていうのはもちろんそうなんですけど、それ以上に到来したのは「特に接点がなさそうなのに!」という驚きでした。
確かにヒューマンドラマという点では両者とも同じですが、舞台が現実世界か異世界か、戦闘要素の有無、血生臭さの度合い、リアルライブの開催とその頻度、バンド物と異世界転生物……相違点は数多くあります。
正直、両者の明確な共通点といったら「中高生に人気のあるコンテンツ」であること以外全く想像できない。
もちろんこれは僕がリゼロについての知識が全くないパンピーのにわかクソ野郎だからなのであって、リゼロ知識人からすれば「は??? リゼロは実質的にバンドリ! ガールズバンドパーティ! だが????? こんなに明確な共通点があるのにそんなのも感知できないとか眼球節穴じゃん」とぶちギレ案件なのかもしれない。
しかし僕は前述のようにリゼロについて本当に知識がないから、その「こんなにも明確な共通点」というものがそもそも認識できない。だから、「どうしてこの二つがコラボしたんだろう?」と首を傾げることしかできない。
だって、もし仮に「中高生に人気がある」ってだけでコラボするんだとしたら、別にリゼロが選ばれる正当性があるわけではないじゃないですか。それこそSAOや俺ガイルでいいし、僕は最近アニメに触れてないから何が流行ってるかわからないけれど、そういう作品とコラボしたっていいじゃないですか。
それらを押しのけてわざわざリゼロが起用されたということは、他に理由があるはず。先ほど例えで出した「明確な共通点」というのが、リゼロとガルパには存在するはず。
ひょっとしたら単にユーザーアンケートでコラボ要望が多かったからってだけかもしれないけれど、明確な共通点の存在を夢想するほうが夢があっていいじゃないか。けれども、僕はリゼロについて全然詳しくないから誰かの説明を待つほかない。
そんなことを考えるとき、思い出すのは今年の春先のご注文はうさぎですか? とのコラボイベントです。
そもそも僕はガルパのオタクであると同時にまんがタイムきららのオタクであるので、このコラボはたいへん歓迎したし、なんなら狂喜乱舞さえしました。狂喜乱舞って何……? オタク(一人称)こわ……
その歓迎という感情の出所は、自分が信奉する二つのコンテンツがコラボするという奇跡みたいな事態によるところも大きかったのですが、一番は「ガルパとごちうさには共通点がある」からなんです。
「え?????????? ガルパとごちうさの共通点って、「キャラがかわいい」しかなくない?????????????????」
もしかしたらこう思われた方もいるかもしれません。まあ、無理もないよなと思います。世間的にごちうさと言えば「かわいい」というイメージが切っても切り離せないものとして定着していますし、実際それで相違はありません。koi先生の絵柄はかわいいですから。
しかしながらそれだけではありません。ご注文はうさぎですか? はかわいいだけじゃない。きちんと人間を描いているんです。
そもそもまんがタイムきららは系列誌を含めたら年に百作品弱もの萌え系漫画が生まれては消えていく、サバイバル戦場のような雑誌です。ていうかごちうさも系列誌の「まんがタイムきららMAX」出身ですし、そんなに数多くの萌え漫画が載っているとあっては「ただかわいいだけ」では自然と淘汰されていきます。生き残っていくにはある程度の鑑賞に堪えうる面白さを備えていなければいけません。
その「面白さ」の構造が、ごちうさとガルパは非常に類似しているのです。
では具体的にどういうところが類似しているのか? 順を追って説明していきます。
1.人間が人間と出会い、成長していく点
バンドリは戸山香澄が市ヶ谷有咲と出会い、ランダムスターという「星」を手に「星の鼓動」を香澄が結成したバンド「Poppin'Party」のメンバーと共に追い求め、その中で得た様々な体験を糧に成長していくというストーリーが組まれています。
一方、ごちうさは(特に四巻以降)母親の急逝や実家のカフェでの接客の手伝いなどによって感情表現が不得手になってしまった香風智乃が、高校通学のために香風家に居候することになった保登心愛との関わりを通して少しずつ変化していく様子が描かれています。
もちろん変化するのは智乃だけではなく、心愛や天々座理世(智乃の実家の喫茶店のアルバイト)、宇治松千夜(心愛のクラスメイト)や桐間紗路(千夜の幼馴染)といった面々も日常の中での人との関わりによって変化、成長していきます。
ガルパのバンドストーリーのように、ショッキングなイベントが発生し、それの対応によって得た新たな発見を基に成長するなんてことは起こりませんが、代わりに小刻みに発生するイベントが着実にその人物を成長させていくのです。それは、イベントストーリーなどでほかの人物と交流するうちに学び、発見を得て人間が成長していくガルパのストーリーにそっくりです。
2.全く異なる立場の者が一つの場所に集まり、共同体を構成している点
ごちうさにおいて、「カフェ」は一つの共同体として描かれています。というのは、智乃は中学生ですし、心愛は高校生。理世も高校生ですが、心愛とは学校が一つ異なる上に学年が一つ違いの上級生。千夜と紗路は心愛と同学年ですが、千夜は実家の甘味処、紗路は自給の高いチェーンの喫茶店で働いており、心愛たちとは働く喫茶店が異なります。もちろん性格も人によって異なります。
そんな学年も学校も勤務先も違う彼女たちが唯一の共通項とするのが「カフェ」です。彼女たちはカフェを憩いの場として、仕事場として、あるいはコミュニケーションの舞台として活用します。
ガルパにおいて、この役割を担うのはライブハウス「CiRCLE」です。CiRCLEに集まるpoppin'party、Afterglow、Pastel*Palettes、Roselia、ハロー、ハッピーワールド! といったガールズバンドは、高校も学年も主義思想も異なります。しかしながら、「音楽」という最大公約数が彼女たちには存在します。それこそが彼女たちをCiRCLEに集結せしめ、共同体を構築させているのです。
全く異なる立場の者が一つの場所に集まり、共同体を構成している点において、この二つのコンテンツは共通しています。
3.「継承」を肯定している点
両作品の根底に流れる概念として、「循環」というものがあります。
例えば、ごちうさにおいて、香風智乃と保登心愛は全くの偶然によって邂逅を果たしたわけではありません。実は、二人の間には母親同士の繋がりがありました。
即ち、智乃と心愛の関係性は母親世代からの継承である、と言えるわけです。
他には、智乃の父親と理世の父親(軍人時代の親友)、智乃の祖父と千夜の祖母(喫茶店経営におけるライバル)、千夜の母親と紗路の母親(友人)など。現在心愛たちが構築している人間関係は、心愛たちの世代になって新しく生まれたのもありますが、親世代の人間関係に因するものも多くあります。人間関係の継承、循環はごちうさの根底に流れる概念として存在するのだ、と僕は解釈しています。
ガルパにおいても、バンドリ! アニメ一期最終話にてSPACEが閉店する際、香澄たちポピパはSPACEのスピリットを受け取りました。それが朝日六花や湊友希那といった人々に影響を与え、六花に関してはそれで上京まで決心させてしまいます。SPACEの思想はオーナーからポピパ、そこから様々な人々へと継承されていくのです。
……こんなところでしょうか。これらの共通点を基に、僕みたいなキモ・オタクは「ごちうさとガルパは実質一緒の作品だからコラボしない世界は全部嘘」とか語って気持ち悪がられていたわけなんですが、ぶっちゃけ本当にコラボするとは思っていなかったので、発表された際はこんな風になりました。
ごちうさの反応シリーズ
そんな感じで壁ドン、どころか床バンまでかまされてしまったわけなんですが、ともかく、これくらいの共通点がごちうさとガルパにはあるのです。少なくとも僕はそう考えています。
けれど、リゼロにこれくらいの強固な共通点があるのだろうか????
反語のつもりでこう言っているわけではありません。「あるわけないっしょ笑笑」と言うつもりでこういう書き方をしているのだとしたら、それは偏見雑言及罪で今すぐ死刑に処されるべき案件です。オタク!!!!!!! よく知りもしないのにテキトーなこと言って叩くのは自分の好きなコンテンツがそうされてもいいって考えてるやつだけだぞ!!!!!!!!!!!!
なので、あるわけないと決め付けているわけではありません。これは単なる純粋な疑問。
リゼロとガルパの間には、どのような共通点があるのだろうか??????????
というわけで、この記事は別にお気持ち表明とかそういう類の記事じゃありません。単純に疑問を呈しているだけの記事です。
ついでに言うなら、リゼロとガルパ自信ニキに解説記事を書いてもらうためのごちうさ解説記事でもあります(一応、当ブログはまんがタイムきららのブログなので……)。
いやほんと、共通点は何なのか解説記事を早く誰かに書いてほしい。コラボ発表時からずっと気になってるもん。
リゼロのオタク!!!!!!!!!!! ガルパのリゼロコラボの意味を教えてくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あとついでにごちうさイベにストーリーが実装されなかった意味も教えてくれ
私に天使が舞い降りた! 〜姫坂乃愛の人格形成について〜
私に天使が舞い降りた! の登場人物である姫坂乃愛さんの現在までの人格形成の経緯について、Twitterで色々語ったので保存も兼ねて記事化しました。要はツイート貼っただけの手抜き記事です。
今度余力のあるときにちゃんとした記事書くのでご容赦下さい……。
例えば姫坂乃愛の観察眼は才能であると仮定するとそれなりに辻褄は合って、彼女は周囲から愛情を注がれて育ってきた上にその容姿は天賦のものであり、故に集団において一番可愛い、最強に可愛い存在として一目置かれていたわけで、「世界で一番可愛い」という自意識の形成に繋がっていくわけですけど、
— 星見秋 (@trlnp) 2019年3月8日
一方で彼女は観察眼も天賦のものを持っているため、自意識=世界ではない、世界は自分の思い通りにはならないということを早い段階から知ることになってしまった 星野ひなたや種村小依との差異はそこなのではないか
— 星見秋 (@trlnp) 2019年3月8日
星野ひなたは「みゃー姉がかまってくれないこと」に対して、種村小依は「周囲が自分を頼ってチヤホヤしてくれないこと」に対して拒否反応とまではいかずともそれに近い反応は示しているのだけれど、自分の欲望通りに世界が動くのであれば人間苦労はしないわけで、それを理解していないところが彼女らの
— 星見秋 (@trlnp) 2019年3月8日
幼さを表している、ということになるんだけれども、姫坂乃愛は自分の容姿関連を除くとそのような行動は示さず、ツッコミ役に回ることもしょっちゅうなくらい常識的な思考回路を持っている また自分の容姿にしても早い段階でナンバーワンよりオンリーワンと目標を修正している(キャラソン歌詞参照)
— 星見秋 (@trlnp) 2019年3月8日
(最もこのオンリーワン発言に関しては原作出典がよくわかっていないため、公式のものとするかは要検証)ため、この点においても彼女が聡明であることが保証されるわけなんだよな
— 星見秋 (@trlnp) 2019年3月8日
これは三人の持つエゴイズムの性質に差があることに端を発していて、「頼られたい」は凡そ全ての事象に対して成立する
し、「やっぱりみゃー姉ナンバーワン」は星野ひなたの中において姉が再優先事項であることを決定づける憧憬であるわけで(この場合、エゴイズムは独占欲)やっぱり何に対しても適用されるんだけど、「アタシカワイイ宣言」はアタシの世界で一番可愛いということであり(最初は「世界で一番可愛い」だっ
— 星見秋 (@trlnp) 2019年3月8日
たのが、星野みやこの白咲花に対する言動で下方修正されたように見える)、自分にさえ適用できればいいんだよなと
— 星見秋 (@trlnp) 2019年3月8日
早い段階でみやこにとっての一番は花なのだと悟って以降の姫坂はエゴイズムの干渉する範囲が狭くなったので
人格形成の段において、姫坂乃愛は周囲に非常に影響されていたんじゃないかとも思うんだよな
— 星見秋 (@trlnp) 2019年3月8日
類稀なる観察眼を持っていたからこそとも言うか、彼女が自分のことを世界一可愛いと断定してたのは周囲が可愛い可愛いって褒め称えていたせいだろうし、親戚の集まりで絵が上手いと褒められまくった結果自分
は絵が上手いと思い込む現象だったんじゃないだろうかと ただし乃愛は本当に可愛いのでみゃー姉に出会わなければその自意識は矯正されなかった気もするが
— 星見秋 (@trlnp) 2019年3月8日
さておき、観察眼があるからこそ彼女は聡明で、聡明だから初めて世界一可愛い扱いしてくれない人間に出会ったときにあたしは本当に世界一可愛い
のだろうかと凹んで、星野ひなたがノアはかわいいぞつったことで「この人がおかしいだけなんだ」と思ってメンタル回復、立ち直ったんだと僕は思う
— 星見秋 (@trlnp) 2019年3月8日
やっぱり姫坂乃愛は頭がいい
結局姫坂乃愛は聡明で可愛いということしかわからん。暇なときに改めて考えます……。
ぼっち・ざ・ろっく!で興味を持った方にオススメのASIAN KUNG-FU GENERATIONのアルバム
ぼっち・ざ・ろっく! 最高!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
皆さんこんにちは、星見秋です。
ところでTL見てるとマジにぼざろ聞いてアジカンに興味が出てきた人に対する紹介記事書いたほうがいいのか?
— 星見秋 (@trlnp) January 2, 2019
えっ!ぼざろ読んでアジカンが気になってる人向けのおすすめアルバム紹介記事書いてもいいんですか!?!?
— 星見秋 (@trlnp) December 21, 2018
よーしやりますか!!!
— 星見秋 (@trlnp) January 2, 2019
というわけでぼざろで興味を持った方向けにアジカンのオススメアルバム紹介します!!!!!!!!!
01. ソルファ
ASIAN KUNG-FU GENERATION史上最も売れたアルバム。通算二枚目、2004年10月20日発売。
「リライト」「君の街まで」「サイレン」「Re:Re:」「海岸通り」「ループ&ループ」といった代表曲が多数収録されており、アジカン入門編としては最適。結成20周年となった2016年に再レコーディングが行われ、殆どの楽曲にアレンジが施された。
アジカンの基本にして、教科書的なアルバム。一般的なアジカンのイメージは恐らくこのアルバム収録曲で形成されているところが大きい。(と、個人的には思う)
02.君繋ファイブエム
画像サイズバラバラですみません
記念すべきアジカンメジャー1stアルバム。2003年11月19日発売。タイトルは「君と繋がっていたい」という思いが込められている他に、その距離の限界が5メートル(5m、ファイブエム)であるという独自の感覚を表している。
所謂「疾走ロック」の先駆けとなった曲(「未来の破片」「自閉探索」など)が多数収録されている他、「四つ打ちダンスロック」の先駆けとなった「君という花」、Oasisの「Live Forever」のギターソロを丸々引用した「E」や2002年に解散したバンド「NUMBER GIRL」の影響を感じさせる「N.G.S(ナンバーガール・シンドローム)」など、青春の衝動をロックンロールに昇華したとでも表現するべき若さが特徴のアルバム。
「ソルファ」→「君繋ファイブエム」と進むのがアジカン初心者お決まりのムーブではある。
03.ランドマーク
2012年9月12日に発売された7thフルアルバム。ボーカルギター・後藤正文の激おこ政治おじさんっぷりがとてもよく現れた一枚。
「自分たちのこの2011年、2012年の目印になるような作品」という意味を込めて名付けられたタイトルが示すとおり、東日本大震災直後に起こった様々な出来事に対する反応がふんだんに詰め込まれている。そのせいか、政治色を嫌うリスナーからは酷評されることも少なくない。
震災を経てより深まった生命にたいする意識、現実に対する失望、それでも尚「All right! (大丈夫!)」と歌い上げるところにこのバンドの本質が垣間見える。
サウンド面ではツインギター・ベース・ドラムスに留まらない様々な音がパレードのようにかき鳴らされており、バラエティ色に富んだアルバムとなっている。間違っても一番最初に聞くべきアルバムではないが、慣れてきたら是非。
04. ホームタウン
2018年12月5日発売の9thアルバム。現時点での最新譜。
とにかく低音がよく響いており、サウンド面に関する研究を肌と耳で味わうことができる作品。過去類を見ないほどのパワーポップの楽曲で構成されており、彼らの音楽の趣味が露骨に表れたアルバムとなっている。タイトルが「ホームタウン」だし。
外部アーティストとの共作も多数収録されている。こちらも最初に聞くべきアルバムなのかと問われると首を傾げるが、聞いておくべきアルバムなのは間違いない。最新譜だし。
05. BEST HIT AKG 1~2
ぶっちゃけベストアルバムさえ聞いときゃ代表曲は大体抑えられるからそれでいいんだよ!!!!!!!!!
ベスト版1作目(画像左)は1stミニアルバム「崩壊アンプリファー」から6thフルアルバム「マジックディスク」の楽曲+新曲、二作目(画像左)は7thフルアルバム「ランドマーク」から2016年に再録した「ソルファ(2016)」までの楽曲+新曲の双方17曲収録となっております。
まとめ
いかがでしたか? ぼっち・ざ・ろっく!でASIAN KUNG-FU GENERATIONに興味を持った方にオススメのアルバム紹介でした!!!
いろいろなアルバムを紹介してきましたが、紹介していないアルバムも普通にめっちゃいいアルバムなので機会があれば聞いてみてください!!!
というわけで星見秋でした。またいつか、Twitter(https://twitter.com/trlnp)かPixiv(https://www.pixiv.net/member.php?id=27273529)でお会いしましょう! それでは~~~